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さよならローズガーデン 1

毒田ペパ子先生

毒田ペパ子先生


わ…私…見つめすぎてた…!


「さよならローズガーデン」第一巻


1900年代イギリス。

貴族令嬢であるアリスに仕えるメイドとして一人の日本人の姿がありました。

彼女は九條華子。


当時としては珍しい差別や偏見が見られないヴィクターという作家のファンとなり。

彼に単身日本から会いに来た華子。

しかしヴィクターには会えず。

異国で身寄りの無い彼女はアリスのメイドとして仕える事になったのです。


ヴィクターのことを知るというアリスは。

華子に彼のことを教えるかわりに「私を殺してほしい」と言うのです。


ということで。

一時期、森先生のエマがブレイクし。

漫画界にヴィクトリアメイドブームが巻き起こりましたが。

歴史考察も描くのも大変なのか、あまり持続はしませんでした。

また読みたいなあと思っていたところで本書を見つけ歓喜いたしました。


主人のアリスには婚約者がいましたが。

あまりその縁談には乗り気ではない彼女。

もしかして同性が好きな異端者なのではないかとウワサされたりして。

メイドとして雇われたヒロイン・華子と何かあるのではないかと勘ぐられてしまうのです。


自分でも本を書くというアリスがヴィクターであるという推測はできるのですが。

殺してという言葉の真意が複雑でありますね。

確かにアリスは婚約者の男性を嫌っている様ですし。

コイツと結婚するくらいなら華子と一緒にいるほうが良いとなりますね。

ただ、華子はアリスに対し、憧れはしているものの恋愛感情には到っていないのが何とも。


見た目華やかながらに、いつも天候の悪いロンドンをしっかりと描かれておりますし。

ヒロインたちの着るドレスも細やかに描かれ素敵でありますね。

先生はこの時代が好きなんだなあと実感させていただきました。


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