ドリフターズ　6

平野耕太先生


負ける気なぞ　ビタイチなか！！


「ドリフターズ」第六巻


ついに激突する漂流者・ドリフターズ軍ｖｓ黒王軍。
圧倒的戦力差の大軍相手に。
ドリフターズの頭脳・織田信長は壕を掘り徹底抗戦の構え。

巨人、ドラゴンの猛攻をしのぎきるも。
敵参謀・明智光秀の戦略によって大敗。
信長が逃げ落ちるまで主人公・島津豊久はしんがりとして戦場に残るのでした。


ということで。
散っていた英霊たちがファンタジー世界で大暴れする作品。
好き勝手やっているとはいえ未来永劫の語り草、彼らも本望ではないでしょうか。
そして信長も与一も菅野もみんな男！
女体化などしなくても面白くすれば面白いのです。


必ず待つという信長の言葉に対し。
しんがりにして敵軍に猛突撃をかける主人公・豊久・・・

死を覚悟した彼の蛮勇に思わず目頭が熱くなりました。
これこそ武士の魂。
やることやって、精一杯生きて、朽ちる事に何の未練があろうか。
これぞ日本人の生き様というのを魅せて頂きました。