夜明け後の静 1

 2018-06-20
石川秀幸先生
石川秀幸先生

自分のことは自分で片を付ける それが武家の生き様じゃ

「夜明け後の静」第一巻


長く続いた武士の時代が終わりを告げ。
時は明治維新。
夜明けを迎えた新しい日本に人々が慣れてきた頃。
とある田舎から元武家のお姫様が女学校へとやってまいりました。

彼女は小此木静。
家はお取り潰しで没落してしまったものの。
武家の魂までは捨ててはいない本物の姫だったのです。


ということで。
明治維新からの大きな時代の移り変わりに。
翻弄される旧時代のお姫様の奮闘記であります。
「はいからさんが通る」みたいな素敵な時代ですね。


女は常に清楚でつつましく、凛としていなければならない。
それでいて武家の姫ということもあり、プライドの塊みたいなヒロイン・静。

完璧な「箱入り娘」として育てられてきた彼女は。
下々の娘たちと同じ宿舎に入り、世話係なしで一人で生活するなど始めての経験。
食事や湯浴み、買い物の仕方などまるで解からず、トラブルを巻き起こしてしまいます。


静は態度も冷たいわりには。
怒られたことすらないので、注意したら泣いちゃったりして。

時代について来られない厄介者として、嫌われたりするはずなのですが。
武家のお姫様というのは女子の憧れなのか。
静さまだからしょうがないよねと結構人気者な雰囲気が気持ちいいですね。


下着も履いていない世間知らずで常識知らず。
時代が変わったことに戸惑いつつも。
武家の姫としてプライドを持った生き様が凛として描かれており。
これからの女性地位向上へのシンボルのように見えてきますね。

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