お主もワルよのお 1

 2018-05-29
村田青先生・横川直史先生
村田青先生・横川直史先生


手が汚れる仕事を嫌っては バチが当たりますゆえ


「お主もワルよのお」第一巻


江戸、日本橋に店を構える「越後屋」
その大旦那・越後屋善兵衛は店が儲かっていながらも。
気さくな態度で周りから慕われていたのですが。

それは表の顔。
裏では悪代官と通じ、抜け荷やアヘンなどで儲けているのでした。


ということで。
時代劇の陰の立役者とも言える悪役代表・エチゴヤ。
金のまんじゅう、モナカなどを装備し。
悪代官と共に暗躍するも主役に裁かれる運命にある者・・・

そんな彼が主役という一風変わった時代劇ストーリーです。


主人公・越後屋が儲かっているのが気に入らないライバル・大黒屋。
越後屋を脅して大金を巻き上げようとする悪代官など。
相当なワルである越後屋にも危険は日常茶飯事にあります。

だが彼、越後屋はひょうひょうな態度と表情でのらりくらりと危機回避。
そして裏から相手の弱みを見つけ次第、形相は一変。
一気に畳み掛けに行きます。

和風独特のエロス、人情味を含んだ濃い作風は素晴らしく。
悪を凌駕する悪とでも言いましょうか。
凶悪な主人公なのでありますが、これが痛快でして。
面白いように彼の術中にハマり、いつの間にやら落ちていく敵役たち。

でも身内には結構優しい面も持ち合わせており。
悪なのですけれど正義という時代劇「必殺!」シリーズに通ずるところがありますね。
こんな怖ろしい越後屋、水戸のご老公でもスルーしてしまうかも。

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