夜鳴きのシィレエヌ 3

 2018-04-30
今村陽子先生
今村陽子先生


わたくし達にも甘さを要求します!


「夜鳴きのシィレエヌ」第三巻


グリム王国には少女で構成された傭兵部隊がありました。
歌で精霊を操り戦う彼女達は「シィレエヌ」と呼ばれ。
つねにマスターと共に行動し、隣国へと派遣されたりするのです。

今日もまたひとり、シィレエヌ部隊に少女が入ってまいりました。

クラーイという新人のマスターが担当となったのですが。
彼女は家に帰りたくて暴れます。
しかたなく、マスターと一緒に実家へ帰るのでしたが。
そこには全焼した彼女の家。
自分が歌って火の精霊を暴走させ、家族を怪我させてしまったことを思い出したのです。


ということで。
精霊使いの少女たちの戦いと日常。
先生であり、育ての親とも言えるマスターとの繋がりを描いた物語。
薄っぺらではない、読むほどに味の出るタイプの作品ですね。


一方、主人公マスター・夜烏と新人シィレエヌのミラン、ハイネ、ウルラは。
マスター・コロネ班の援軍へと向っていたのですが。
まだ新人なので歌っても「可愛い」と思われる程度の効果。
雑魚モンスターすら、まともに倒せないシィレエヌたちなのです。


彼女達は精霊使いとしてはまだまだ新人で。
ケンカしたり、マスターのビスケットで大喜びしたりと。
ごく普通の少女のように可愛いのです。
会話のやりとりも何度も読み返したくなるような感じが楽しいです。

特に元お嬢様であるシィレエヌ・ウルラは。
マスター・フィオチと大好きな作家の家で死を司る精霊と対決。
頑張りを見せ、一歩成長したようですね。

関連記事
スポンサーサイト
コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://ariori.blog64.fc2.com/tb.php/4372-eb4f10ac
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫