姫ヤドリ 1

 2018-04-20
やまむらはじめ先生
やまむらはじめ先生


我が復讐の刃は焔となって 必ずや貴公らを焼き尽くす!!


「姫ヤドリ」第一巻


1970年代、冷戦真っ只中のヨーロッパ。
その東側にある小国・ハイドランカで起こったクーデター事件。

国を治めていた王は倒され。
その忘れ形見である三姉妹の姫たちは国を脱出。
軍や秘密警察の追っ手から逃げ延びなければならないのでした。


ということで。
冷戦時代に起こった王女さま逃避行事件を描いたサスペンスアクション。
フィクションでありながらもリアルな時代背景が相まって。
さながらハリウッド映画化されそうな題材ですね。


長女・イレーネ、次女・ユディタ、末女・ニーカ。

知り合いの貴族を頼って落ち延びる三姉妹。
しかし、そこはもう敵の手のひらの上でして囲まれてしまう彼女たち。
逃げ損ねたユディタが悪漢の毒牙にかかろうとした時。
彼女の髪が金色に輝き始めるのでした。


姫たちは相手の頭痛を引き起こすような。
弱い魔法のようなものを操れるのでしたが。
その程度では突破できない厳重なる包囲網。

そんな状況で次女ユディタの中に。
以前事故で亡くなったユディタの双子の姉妹・セラフィマが憑依して出てくるのです。


王室育ちでおっとりとしている姫とは違い。
気性の激しいセラフィマが憑依したユディタの強いこと!

聴いた者を唖然とさせるような、毅然とした口上を挙げ。
将校軍人と拳銃で撃ち合い勝ってしまうような手練の姫さま。
いやー惚れ惚れします。
細かいコラムも充実したスリル満点のサスペンス、読み応えありですな。

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