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STEINS;GATE 0 1

姫乃タカ先生
姫乃タカ先生


この世界線の行き着く先は 地獄しかないんだ


「シュタインズ・ゲート・ゼロ」第一巻


タイムマシンによる惨劇を繰り返したα世界線から。
最愛のクリスは失うも、タイムマシンなど無いβ世界線を選択した主人公・岡部倫太郎。

マッドサイエンティストの名を捨て。
一介の大学生として暮らしていた彼は比屋定真帆という少女と会います。
海外の脳科学研究所に属していた彼女はアマデウスという人工知能を提唱。
岡部が見たものは、アマデウス・システムによって動くクリスの人工知能なのでした。


ということで。
ゲーム、そしてアニメで人気を博したシュタゲ。
続編であるゼロがアニメに先駆けてコミカライズされました。
ゼロは私も未プレイなので楽しみなところであります。


岡部は、クリスとの思わぬ再会に歓喜しそうになるものの。
今は彼女を救えなかった世界線。
そしてこれから起こるであろう第三次世界大戦を起こさせないために。
タイムトラベラーである阿万音鈴羽と対話し。
またあの忌まわしき過去の改変と向き合わなければならないのです。


基本、前作「シュタインズ・ゲート」を知らないと、わけが解からない内容なのですが。
一応巻末辺りで回想が入るので読みやすいですね。
そして今は人工知能として生きているヒロイン・クリス。
元の彼女とは別人といっても良いのですが。
反応がいちいち初々しくて可愛いです。

この世界線での岡部の選択、シュタインズ・ゲートへの道程がどうなるのか。
アニメも含め楽しみであります。

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