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テンジュの国 1

 2018-03-10
泉一聞先生
泉一聞先生


家族になる人だから


「テンジュの国」第一巻


時は18世紀、チベットの山間の村。
そこにまだ若い医者見習いの主人公「カン・シバ」がおりました。

薬草採りが趣味で、患者への気配りも上手。
寝る間も惜しんで薬を作るような好青年でしたが。
ある日、彼の家に来客があり。
若い娘さんを連れた異国の行商人の一行。
その女の子はラティといい、これからお嫁に行く途中なのでした。


ということで。
18世紀のチベット民族の生活を描いた物語。
近い作品だと森先生の「乙嫁語り」がありますが。
今作もチベット民族の当時の日常を繊細に表現されておりますね。


行商人の一行が旅立った後も。
なぜかカン・シバの家に残っていたラティという少女。
置いていかれちゃったの?と心配するカン・シバでしたが。
それは彼の勘違いで。
ラティはカン・シバと婚約するので家に残ったのです。

医者として働くカン・シバを手伝うラティ。
優しく、気が利いて働き者の彼女との生活は、ますます充実したものとなるのです。


民族衣装を着飾ったラティが可愛い上に。
気さくで良い子なので安心して物語が追える雰囲気に仕上がっておりますね。
衣装描くだけでも相当な手間でしょうに。
医療に関しても、事細かに再現されているところにも目を見張るところがあり。
当時のチベットの世界に浸れる作品となっております。

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