１日外出録ハンチョウ　3

福本信行先生・萩原天晴先生・上原求先生・新井和也先生


やはり名古屋は…全体的になんとなく…雑…！


「１日外出録ハンチョウ」第三巻


普段は地下で強制労働を強いられている主人公・大槻班長たち。
過酷な労働により怪我や疲れで満身創痍。
そんな彼の今回の「１日外出」はスーパー銭湯での湯治となりました。

疲れた身体にしみる温泉。
温まったあとは湯上り御前で舌鼓を打ち。
仮眠、メダルコーナー、ソフトクリームなど施設をエンジョイしてリフレッシュ。
こうして大槻たちの１日外出は終わるでした。


ということで。
カイジで登場するハンチョウが１日外出券を使い。
外界を満喫する物語。
仕事から帰って寝るだけの現代サラリーマンに通じるものがありますので。
読んでいて親近感が沸くのですよ。


時には、名古屋で美味しいものを食べつくし。
またある時は男４人でコタツで宅配ピザを食べて雑魚寝するなど。
自由、そして楽しいということが何たるかを知っているハンチョウ。

見た目ただのオッサンなのですが。
無邪気にはしゃぎ、童心にでも返ったような姿を晒してくれる彼ら。
ハンチョウ～もう可愛すぎる！

こんな彼らのことを見ていると。
多額の借金のかたに強制労働させる帝愛に在籍していることが。
まるで幸せのように思えてしまうのが怖いですね。