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決闘裁判 1![]() 宮下裕樹先生 そこにおいては 勝利こそが真実 「決闘裁判」第一巻 中世、神聖ローマ帝国。 まだ人間が野蛮で粗野であった時代。 一応「裁判」というものは存在しておりました。 ただ、今と違うのは「チカラ」こそが正義であり。 生死を分かつ決闘において、勝ち残った者が裁判での勝者なのでした。 村1番の豪腕にして悪人・ギュンターは。 決闘裁判において、いつも勝ち残り。 我が物顔で狼藉を働いておりました。 こんなの裁判じゃないと不満を漏らしていた村娘のエルザはギュンターに殺され。 復讐を誓ったエルザの弟・ニコは。 決闘裁判にてギュンターを討つ覚悟を決めたのでした。 ということで。 裁判とは名ばかりの。 暴力での勝者が正義になってしまう時代の物語。 殺し合いの対戦して。 正しい方に「神が勝利を与えてくれる」というムチャクチャな考えが。 実際あったというのですから驚きですよね。 無敗の大男ギュンターvs村の少年・ニコ。 一方的に嬲り殺しにされるのが目に見えていたのですが。 たまたま来ていた法王庁の巡回裁判員の助言により。 奇跡的な勝利を果たすニコ。 そしてギュンターとグルであった村の司祭ともども巡回裁判員に裁かれたのでした。 巡回裁判員である少女・アリアにくっ付いて旅立つニコ。 決闘裁判などというバカなものではなく。 真実を明かし証明してくれる本当の裁判を見るために歩き出すのです。 すごく真面目な西洋ファンタジーです。 どこへ行っても弱者が虐げられている時代。 じゃあ決闘裁判で片付けようぜと言って、また殺される弱者。 そんなの許されるはずがないと声を大にする主人公が熱いですね。 対して冷静な雰囲気の巡回裁判員のアリアという少女の対比が物語を深めております。
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