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青猫について 2

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小原慎司先生


先に・・・ ブタのクソになって待ってるぞ!!


「青猫について」第二巻


終戦直後の荒廃した日本。
かつて良家のお嬢様であった少女は家族を殺され。
自ら人斬り「青猫」となって仇の男を追います。

それは、かつて自分が惚れていた男であり。
彼を殺せるなら何でもすると誓う青猫なのでした。


ということで。
終戦した日本で不幸な人生を背負う少女の生き様を描いた物語。
完結巻です。
世の中、キレイごとばかりでは生きてはいけないというのを知らされましたね。

ひたすら豚を斬り、殺しの極意を身につけた青猫は。
新宿にて殺すべき相手・ヒヌマを見つけ追いつめるも逃げられてしまい。
凄腕の用心棒の女・カラスに返り討ちに遭ってしまうのでした。


和・独特のいやらしさ、気持ち悪さをテイストに。
荒廃した日本の現状を生々しく描いたストーリー背景。
自分が生き残るためには多少の罪など、軽視される時代において。
次々と手がかりになりそうな人間を殺しまくるヒロインの姿に寒気がしました。
なのに、時折見せるあの笑顔はズルイですよ。

まるで極道モノのレトロなVシネマを見ているようで、ページをめくる手が止まりません。

全二巻として、全て詰め込み、きっちりと完結しているストーリー。
脱帽、そして完璧です。
ここまで描ききられて、読破後満足感が得られた作品は久しぶりです。
そこいらのルーキー作家が真似できない重量感を魅せていただきましたね。

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