ＢＴＯＯＯＭ！　23

井上淳哉先生


ビルビル　ビルビル　ビル・・・


「ブトゥーム」第二十三巻


終わりの見えなかったデスゲーム・ブトゥームも終焉間近となりました。

諸悪・ティラノス・ジャパン社を占拠した飯田プログラマーらと共に。
マシューという協力者が島に現れ。
主人公・坂本らをこの地獄から脱出させる計画が実行されます。
無事、恋人のヒミコとも再会できた坂本は、ひと時の休息を得ますが。
米軍の殺人ドローンが接近しているのでした。


ということで。
まだまだ油断を許さない展開を見せるサバイバル・ボンバーアクション。
通常ならさっさと終われよ、と感じるのですが。
この作品に関してはラストまでギリギリ引きずって欲しいですね。


機関銃を付けた飛行ドローンに加え。
四足歩行する不気味なレーザー兵器を搭載した殺人ドローンも登場。
本気で坂本たちを殺しに来ました。
せっかく死闘を生き延びた命をこんな無人機に散らされてしまう運命にあるのでしょうか・・・


ネット動画で見たことある、あの気持ちの悪い四足歩行ロボが迫ってくる恐怖！
下手な人間相手よりも怖ろしいですね。
彼らの持つＢＩＭ（爆弾）も効きませんし、またもや絶体絶命のピンチとなるのです。

再会できたヒミコともちょっとイチャイチャしたりして。
ライバルであった吉良とも和解したのに。
世界ランカーである坂本の能力を活かせずまま逃げ回るしかないのでしょうか。