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アンデッドガール・マーダーファルス 1

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青崎有吾先生・友山ハルカ先生


それとは なかなかに失礼ですねゴダール卿


「アンデッドガール・マーダーファルス」第一巻


1898年、フランス。
少数でありましたが生き残っていた怪物である「吸血鬼」は。
契約を交わし、人間と共存しておりました。
しかし吸血鬼と共存などしたくもない人間も多くおりまして。
ついにバンパイアハンターによる「吸血鬼殺人事件」が起こってしまいました。

問題が大きくなるのを恐れ、人間の警察は事件に介入したがらず。
家族を殺された吸血鬼一家は民間の探偵に調査を依頼。
そこに鳥カゴを持った不思議な東洋人探偵が現れたのでした。


ということで。
中世ヨーロッパを舞台としたファンタジーミステリー作品です。
不死の怪物「吸血鬼」が出てくる世界なのに殺人事件、推理探偵が活躍する話、と。
矛盾とも思える倒錯感が面白そうですねえ。


「鳥籠使い」を名乗るその男は名を真打津軽と言いました。
その隣にメイドの服装の女性が。
吸血鬼が招きよせた探偵・輪堂鴉夜は女性でしたが。
そのメイドが探偵ではなく、津軽の持つ鳥カゴから声が聞こえてくるのでした。


探偵は鳥カゴ!
ではなく、ちゃんと中に探偵の輪堂鴉夜はおりました。
彼女もまた人間ではなく。
首だけで数百年も生きている不死の怪物だったのです。

ほぅ。
京極夏彦「魍魎のハコ」の完成版がココに!
不気味さと面白さを兼ね持つ怪物名探偵が難事件に挑む。

首だけで動けない鴉夜の代わりに助手の津軽が動き。
現場を検証、頭だけの彼女が殺人事件の推理をしていくのです。
とはいえ相手は物騒な吸血鬼。
探偵助手である津軽やメイドも普通の人間の身のこなしではない模様。
この怪物専門の名探偵グループ、文字通りただものではありませんな。

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