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青猫について 1

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小原愼司先生


主よ 私を呪い給え・・・


「青猫について」第一巻


戦後、貧困と混乱が蔓延る日本。
女は身体を売り、子供はシケモクをかき集め。
それが出来なければ飢えて死ぬような時代。

そんな街にひとりの女の子が人探しをしておりました。
「青猫」と呼ばれた彼女は。
目の前で家族を殺され。
その犯人に報復するため日本刀を振るう殺し屋なのでした。


ということで。
戦後日本を舞台としたバイオレンスアクション。

良家のお嬢様であった少女が。
騙され、戦後混乱の内に家族を皆殺しにされ。
あわや彼女も犯され、殺されようとしていたのですが。
彼女を救ったのは父親から習っていた「居合い」の剣の腕なのでした。

手がかりとなるヒョットコの刺青の男を捜し。
感情が失われた彼女は復讐の殺人鬼となるのです。


首が飛び、はみ出る臓物。
普段はニコニコして清ましている、お嬢様であった彼女が。
敵とみなすや情け容赦のないキリングマシーンと化す姿。
なかなかショッキングな内容にびっくりしますね。

売春街やら、見せしめにタイヤ焼きされた男、餓死した子供の姿など。
荒廃した街や人々の暮らしぶりが実にリアルで。
少々劇画チックな先生の絵がぴったりとマッチしているのが素晴らしいです。
こういうのを見ると、今の時代に生まれて幸せだなと実感するのです。

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