神様ドォルズ　12

やまむらはじめ先生


夢だったのかも…　しれないね…


「神様ドォルズ」第十二巻。


アニメにもなりました和風ファンタジー漫画。
最終巻です。
独特な雰囲気を持つカカシなるロボット？
よもや、こんな激しいアクションになるとは思いませんでしたよ。


主人公・匡平とライバル・阿幾のラストバトルです。

パワーアップした阿幾のクラミツハに対し。
ククリは妹のカカシだと言い、丸腰のまま勝負に挑む匡平。
当然ながら神のチカラに等しいカカシの攻撃に打ちのめされる最悪の状況。
とどめが今刺されんとされる時、匡平の前にククリが現れる・・・


ということで。
最後は宿命ライバルのタイマン勝負です。
ガンダムのラストを彷彿。
ララァも言いましたニュータイプは殺し合う道具ではないって！
燃えるなあコレは！

かつての親友２人が因縁を経ての戦い。
閉ざされた村、隻の責務、カカシという強すぎる存在に翻弄され。
普通に生まれて普通に暮らしていたのなら。
こんな悲しい結末にはならなかったでしょうに。

ラブコメとしては妹・詩緒のパワーが若干弱かったでしょうか。
兄ちゃん日々乃さんしか眼中に無いし。
まひるちゃんがもっと絡んできたら良かったな。



限定版には小冊子とククリ、クラミツハのペーパークラフト付き。
小冊子の方はフルカラー６４ページと読み応え十分。
ペーパークラフトはシール状で剥がれてくっ付く至れりつくせり仕様。
満足な出来です。