魔女の心臓　１

ｍａｔｏｂａ先生


ほころぶ襟元　ちらり　真闇な　…隙間


「魔女の心臓」第一巻。


淡いブルーが表紙の女の子が表紙で。
なんともクランプ先生作品を彷彿とさせました。
こんな可憐な幼女がヒロインっぽいのに。
「心臓」とは物騒な！
あまりマンガでは見られないタイトルですね。


しゃべるランタンと旅をする少女「ミカ」
彼女こそが巷で噂の魔女。

アクマに心臓を売って不死の力を得たが。
人間の心臓を狩る恐怖の魔女として徘徊しているという。

だが実際は。
姉・ミカのことを愛するあまり。
彼女の心臓を持ち去ってしまった妹。
そのため不死になってしまったミカ。
心臓を取り戻すため、永遠と旅をする魔女の物語です。


ライトノベルっぽい雰囲気ですが違う？
一話目で魔女を語る女が猟奇に走るなど。
ちょっとダークファンタジーな感じでしたが。

基本、暗い感じのヒロインと。
それに旅先で関わる人々の諸事情な話という流れで。
ちょっと心温まる話や、悲しい悲劇もあり。
なかなか読み応えありますね。

ミカは見た目、ただの少女でありますから。
捕まって人身売買に巻き込まれちゃったりするのですが。

心臓の無い魔女なので基本無敵！

剣技やガンダムハンマー？などを使いこなし。
何も無い腹で「相手を喰う」というバイオレンスアクションも。
見た目よりヤバいぜ、この幼女。